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創刊号~昭和19年10・11月号合併号の「三田文学」をオンラインでご覧いただけます。
ぜひ、トライアルでお試しください。


 

三田文学編集部
〒108-8345東京都港区三田2-15-45
慶應義塾大学内
mitabun@muse.dti.ne.jp

 


『三田文學』創刊100巻820号記念賛助金ご協力のお願い

『三田文學』は1910年の創刊以来、数度の休刊を経ながらも、慶應義塾を母体とした文芸における社会の公器として先駆的な創作の発信を続けて、2021年に100巻(1年の刊行を1巻とし、休刊した年を除きます)に達し、今年は創刊以来通巻820号を刊行するに至りました。森鷗外、上田敏らによって初代編集長に永井荷風を迎えたことに始まる『三田文學』の歴史は、常に日本の文芸の歩みをリードし、その時代における新進気鋭の作家や詩人など多くの創作者を輩出した輝かしい光に満ちております。
 とりわけ1985年に『三田文學』復刊を決定した際に、石川忠雄塾長と安岡章太郎理事長によって確立された雑誌刊行の体制は、慶應義塾という自由な言論の府に生まれた文芸メディアとしての安定と充実の礎となり、『三田文學』の伝統は着実に現在に引き継がれて、150号を超えた刊行が続いております。私たちは常に世界の文学の動きに鋭敏に反応し、内外の優れた文学作品を掲載するとともに、片隅に埋もれた人々の声を丹念に紹介することにも力を注いできました。そして同時に、塾生を含む多くの若い作家・詩人に創作発表の場を提供し、傑出した文学者を世に送り出すことに全力を尽くしてまいりました。
 私たち『三田文學』は先輩から受け継いできた理念、時代に迎合することのない独立自尊の精神を大切にし、新たな展望を切り拓いていきたいと思っております。
 しかしながら現実的には、近年日本の大学をめぐる状況は極めて厳しく、大学を基盤とした『三田文學』の運営も困難な局面を迎えつつあります。そこで私たちは創刊時の熱い思いに立ち戻り、『三田文學』100巻・820号を営々と築いてきた先輩諸氏の努力を引き継ぎ、来るべき時代における文芸誌の責務を果たすために、堅実で安定した経済的基盤を確固たるものとするべく、十分な運営資金を積み上げていかねばならないと考えました。
 ここに私たちは、三田文学会員の皆様はもとより、塾員の皆様、そして文芸を愛する皆様に広く『三田文學』を支え発展させるための賛助金のご協力をお願いする次第です。


*本賛助金の目標額は当面3000万円とし、2025年度までの3年計画といたします。
*本賛助金の単位は、個人または法人です。個人の方は、1口1万円、法人の方は1口5万円とし、いずれもできれば複数口のご協力をお願いします。ご協力いただいた方で公表をお許しいただけた場合、そのお名前を『三田文學』誌上に掲載し、感謝の意を表させていただきます。
*本賛助金は雑誌刊行のための緊急な資金として大切に使わせていただきます。また一部は経済的基盤を確固たるものとするべく「三田文学会基金」として積み上げてまいります。
*『三田文學』刊行の意義と本賛助金の趣旨をご理解いただけるみなさまに広くご協力をお願いいたしますが、恐縮ながらこれは慶應義塾へのご寄付ではなく、税制上の控除の対象にはなりません。
                        2023年3月吉日 三田文学会理事長  吉増剛造

ご送金先口座  郵便局の振替用紙をご利用ください

口座番号:00180-4-325032
口座名義:三田文学会賛助金

※『三田文學』へのご芳名の掲載が不可の場合、通信欄にその旨をご記入ください。




◉本賛助金の趣旨に賛同いたします。(敬称略)

伊藤公平(慶應義塾長)、岩谷十郎(慶應義塾常任理事)
菊池廣之(慶應義塾評議員・極東証券会長)、錢高一善(慶應義塾評議員・錢高組会長)
早川浩(慶應義塾評議員・早川書房社長) 、中島国彦(日本近代文学館理事長)
辻原登(神奈川近代文学館理事長・作家) 、三木卓(作家・詩人)、村松友視(作家)










遠藤周作日記全文掲載のお知らせ

謹啓 平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

この度、遠藤家の方々、遠藤周作文学館の皆様のご協力のもと、これまで一部しか公開されていなかった長崎市遠藤周作文学館所蔵の遠藤周作元本誌編集長の日記(「Réflexion a l'hopital(1962-)」と題されています)を、全文翻刻いたしました。

遠藤直筆のノートの写真とともに一九六一年~一九七四年一〇月二四日の日記全文を『三田文學』一四七号(二〇二一年一〇月一二日発売)に掲載いたします。
本日より事前予約を開始いたします。ぜひご高覧いただけましたら幸いです。


また、周作クラブと共催で、二〇二一年一〇月二日にイベント「没後25年周作忌」を開催いたします。
フジテレビ社長・遠藤周作長男/遠藤龍之介氏、作家・三田文學元編集長/加藤宗哉氏にご登壇いただきます。他にも、遠藤周作文学館の学芸員/川﨑友理子氏による文学館からの中継や、元新潮社出版部 遠藤周作担当/宮辺尚氏による「遠藤周作と樹座」をテーマとしたお話などもございますので、ぜひご参加ください。
※会場でのご参加は人数が上限に達しましたので、オンラインのお申込みのみ受け付けさせていただきます。
お申込みはこちら

なお、遠藤周作文学館では、二〇二一年九月二九日(水)~二〇二三年三月二四日(金)まで、没後二五周年記念企画展として「遠藤周作 母をめぐる旅――『沈黙』から『侍』へ」が開催されます。
昨年、弊誌夏季号(一四二号)で掲載いたしました「影に対して」の草稿二枚と秘書による清書原稿一〇四枚や、日記、書簡、自筆原稿の推敲跡などが展示されます。

以上、何卒ご周知のほど、よろしくお願い申し上げます。    敬具

二〇二一年九月一七日







以下では三田文学に縁のある人物についての記事、
三田文学の誌面にふれているものや編集長のインタビューなど。
さまざまな文章を閲覧いただけます。

一覧
愛の賛歌――ピアフ 2 三田文学が2015年に共催した、文学部創設125年記念行事に登壇いただいた女優・栗原小巻氏の舞台のお知らせです。
アムバルワリア祭Ⅸ 慶應義塾大学アートセンター主催の西脇順三郎シンポジウム、アムバルワリア祭のお知らせです。
毎日新聞 2018年7月5日付 第35回織田作之助青春賞の作品募集が始まりました。
受賞作は「三田文学」冬季号(第136号)に掲載いたします。
日本経済新聞 2016年8月27日付 福田拓也編集長のコラム「奥付のTシャツ」です。(交遊抄)
北海道新聞 2016年8月12日付 原民喜研究のいま 上
北海道新聞 2016年8月15日付 原民喜研究のいま 下
北海道新聞 2016年8月3日付 原民喜の書簡発見についての記事です。
福田拓也編集長へのインタビューも載っています。

『三田文学』編集長交代について



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